子どもはみんな天才
こんにちは。スタッフのM・Kです。日中の気温も下がり、体調管理が難しくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
我が家には小学二年生と年少の男の子がいます。4つも年が離れており、仲良く遊ぶのかと思いきや、毎日喧嘩をしています。喧嘩に加え、興味があると夢中になってしまい、それはしてはダメと伝えてもなかなか言うことを聞かない長男に毎日手を焼いています。つい最近では、住宅展示場の庭の石を持って帰りたいと言って聞かず大泣きする息子にうんざりしてしまいました。
先日、子育てのヒントになればと思い、臨床心理士の先生の講演会を聴きに行きました。成長するにつれ心がどう発達し、日頃親を悩ます言動には一体どういった意味があるのか、分かりやすくお話してくださいました。
講演会が終わり、先生にダメといっても聞かない長男のことを相談させてもらいました。先生は、興味があることに夢中になることはとてもいいことだよ。さかなクンだって魚の事にしか興味がなくて勉強しなかったこと知ってる?それが今や教授だよ。興味があることにのめり込む力はすごい力。そんなに石が好きならもしかしたら石の博士になるかもしれない。博物館に連れて行ったり図鑑を買ってあげたりしたらいいよ。天才を育てるつもりで子育てしてみたらどうだろうと言ってくださいました。
一度発達障害があると言われたことのある息子の成長をいつからか喜べなくなっていた自分に気付きとても反省し、何でもかんでもダメだと言わず視点を変え、興味があることや個性を伸ばしてあげようと感じました。そして何より先生の、子どもが興味のあることにのめり込む特性を天才として見ていることに感動しました。
しかし、分かっていながらもなかなか実践する余裕がないのが育児・・・。よく育児は育自と言いますが、本当にその通り。子どもがいつか社会に出るときのための基礎作りのために、のんびり子どものペースを大切に頑張りたいと思います♪
ちなみに息子には、その後本屋に行き鉱物や宝石の図鑑を買いました。ご飯だよといってもなかなか読むのをやめないくらい夢中になって読んでいます。そして早速イライラしてしまいそうなのを必死に我慢している私でした。(苦笑)
(鳥取ユニットセンタースタッフ M・K)