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スタッフブログ

約12年間続いた、娘の卵アレルギーと「卵完全除去食」

寒い季節が続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか。

私には現在中学2年生になる娘がいます。
娘は1歳のお誕生日にケーキを2口ぐらい食べた数時間後、体に発疹が出て 痒がったため翌日小児科に連れて行きました。診察の結果、卵アレルギーと診断を受け、食事を卵完全除去食にするよう指示がありました。
卵完全除去食とは、卵そのものを食べないのはもちろん、卵がつなぎとして使用されている食品も食べないことで、その日から娘の食事を作るのに緊張の 日々が始まりました。スーパーで買い物をする時には、成分表とにらめっこをしていましたが、ウインナーやハム、ちくわなどのねり製品、お菓子、菓子パン、冷凍食品など、特に加工品には卵が多く使われていることに驚き、それらが食べられないことに大変困りました。

小学校に入学する頃には治るだろうと思っていましたが、なかなか卵を食べることが出来ず、なんと中学1年生の夏休みまで卵完全除去食が続きました。
中学1年の夏休みに加工品から少しずつチャレンジし、これまで何度か試しに食べてみては体に症状が出ることの繰り返しであったのに今回は症状が出ず、憧れの卵焼きを食べても症状が出なかったため、ついに卵完全除去食の卒業となりました。主人も私もすごく嬉しく、ラーメン屋さんに連れて行ったり、ケーキなども色々食べさせてしまい、娘は夏休み中に少しぽっちゃりさんになりました。娘は抗アレルギー剤の内服は続いていますが、卵を気にせずに食べられるようになり大変喜んでいます。

これまで主人や祖父母など家族はもちろん、保育園や小学校、中学校の先生など、たくさんの方々にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
現在、食物アレルギーのお子さんがおられ除去食を作っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、お子さんが大きくなるにつれきっと食べられる物が増えると思います。頑張ってください。

 

(鳥取ユニットセンタースタッフ K・S)

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