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スタッフブログ

楽しかった子育て

私には3人の娘がいますが、この3人、上と下では9歳の年齢差があり、子育てもゆっくりと長く楽しんでいたことになります。長女は初めての子どもですから、オムツも着る物も手作りしました。言葉を使うようになると日に日に増える言葉と思いもよらぬ言い方におもしろくて楽しくて絵日記風に書き留めたりしました。もちろんイラストも入れました。後になると、自分の気に入った箇所を何度も何度も読んでと言うようになりました。(なにせ自分が主人公の内容なのですから。)流石に3人目ともなるとノートも少なくなってしまいましたが…。

中3の春には、思いもよらぬ事が起こりました。英語の先生とのトラブルです。「勉強して良い点をとれば?」と言うと、「良い点をとれば、先生の教え方が良いということになるから嫌だ!」と娘。もちろん「先生には話さないで!」と言うのです。「どうしよう」「英語を勉強しない!なんて」夫と二人悩みました。タイミング良く担任の家庭訪問の時期でしたので、私から担任に起こっている事を話した上で、娘からも話をさせました。担任は娘との関係性も良かったことと、何かが起こっていることを他の生徒の家庭訪問の中から感じておられたのでしょう。すぐに英語の先生と娘の話し合いの場を設けて下さいました。「まー。あの先生も一生懸命やっちょーなーということがわかった。」と話し合い終了後の娘。以後、英語をボイコットすることもなく現在に至っています。子育てって予期せぬ思いもかけないことって誰にでもあるし、起きるんだなあという体験です。

何故、大変なことにならなかったかと振り返ってみると、言葉で思いを伝えるということをしていたからだと思います。「大切な存在」「大切な命」ということを伝えることで生命の大切さを理解し、「助けて!」とか「××なことをしてしまった。」ということをSOSできる親と子になれたからだと思います。私に子育ての機会を与えて下さったなにか大きな力に感謝します。

 

エコチルスタッフK・T

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