夢に向かって
「もう無理!」
ある朝、私が起きたとたん、どこからか聞こえてきました。
聞こえたほうに行ってみると「今日もう帰る!」と息子がスーツケースに荷物を詰め込んでいました。
彼は、今年4月2日に進学で大阪に引っ越ししたものの、コロナで入学式も講義も中止になり、引っ越し2日後に米子に戻っていました。
米子に戻ってきてからは特に何をすることもなく約2週間家にいたので、その生活に限界が来たようです。
私は「まだ講義も始まらんし、家でゆっくりすればいいがん」と説得しましたが、やりたいことがあるようで、彼の気持ちは全く変わりません。
私は突然の別れが訪れたので気持ちの整理がつかなかったのですが、母の気持ちなどおかまいなしに、さっさと米子から去ってしまいました(泣)
自分の夢に向かって引っ越しした途端、入学式も中止、一度も学校に行けず授業も延期になり、心が折れそうになったかと思います。しかし、コロナ禍で制限のある中、自分は今、一体何ができるのか、何をすべきなのか、米子にいる間に自分を見つめなおすことができたのではないでしょうか。
マイナス思考にならずボジティブ思考で夢に向かって人生を歩んでほしいです。何年後?かには「あの時は大変だったなぁ」と笑って話せる日が必ずやってくるはずです。 そう信じて・・・ 私も日々の生活を大切に暮らしていきたいと思います。
スタッフM・K