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スタッフブログ

マラソン大会

下の子が小学一年生になりました。小学校に入って初めてのマラソン大会。私は下の子が30秒以上走っているのを見たことがなく、大丈夫なのか!?とドキドキでした。本人はというと「絶対一位になってやる!!!」とやる気満々。朝ごはんもいつもよりたくさん食べ、元気いっぱい登校していきました。

迎えた本番。スタートと同時にカメラを回しました。私は心臓がバクバク、大丈夫かなとハラハラドキドキで応援していました。勢いよくスタートしましたが、50m程走ったところで靴が脱げてしまい最下位になりました。わたしはもう胸が締め付けられる思いで「がんばれー!!!」と声を出しました。息子はすぐに立ち上がり靴を履き、諦めず最後まで走りぬくことができました。ゴールの時には会場にいるたくさんの保護者の方が温かく拍手をして応援してくれました。私の隣で応援していた誰かのおばあさまも「すごいな。最後まであきらめずに偉い。」とつぶやいているのを聞き、うれしい気持ちになりました。
 

どんな顔をして帰ってくるのか不安でしたが、家に帰ってくるなり「悔しい!!!次は絶対一位になってやる!!!」と悔しさ半分、怒り半分?のいつもの息子で安心しました。家ではいつも途中で失敗したり、思い通りにならないことがあったりすると、怒って拗ねて投げ出す息子ですが、悔しくて悲しかったろうに最後まであきらめず走りぬく姿にとても感動しました。下の子はなんだかいつまでも赤ちゃんのような気がして、何をするにしても大丈夫かな大丈夫かなとなかなか手を離すことができなかった私ですが、本人の力を信じて黙って応援することが大切だなと改めて実感したマラソン大会でした。
 

余談ですが、家に帰ってから上の子が、「ママ、〇〇ちゃんこけちゃったけど、最後まであきらめずに頑張って走ってて涙が出ちゃった」と言っていました。いいお兄ちゃんだな~と心が温かくなりました。リベンジに燃えている弟と、毎年順位をグングン上げるお兄ちゃんの、次のマラソン大会がさらに楽しみになりました。そして、今度は脱げない靴を履くよう登校前には見てあげようとひっそり反省した母でした。
 

 

 

スタッフ MK
 

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