
寒い雪の日に
今年も、長~い寒~い冬が終わりましたね。
こたつから出たくなくても雪が積もっていても、外に出ないといけない時はあります。
幼児を連れての買い物は予測不可能な事が起こるのでより大変です。
そんな波乱万丈な『子連れの買い物』での出来事です。
雪が積もった週末のある日、1才半の娘とふたりで近所のお店に行きました。
娘は途中で飽きてしまったようでカートをおりて店内をうろうろ‥ 私になにかを訴えているのですが求めている事が分かってあげられず、ご機嫌を損ねてしまいました。
雪で濡れた床で転がりまわりながら、全力で声を振り絞って泣き叫ぶ娘。
静かな店内で元気な声が響き渡っていました。
こんな時はもう何を言っても何をしても効果なしです。
さてどうしようか~と途方に暮れていたところ、通りかかったお客さんが「何か手伝おうか!?カート押そうか!?」と声をかけてくださいました。
こんな時は遠慮せずお言葉に甘えるのが一番だと思っています。
探している商品があると言ったら、店員さんに聞いて光の速さで持って来てくださいました。
いまだに床に転がっている娘、また別の方が「大変ですねー!どうした〜?」と声をかけてくださいました。
しばらく3人で雑談したあと、まだ不機嫌な娘を無理やり抱えて会計を終わらせたところで、何が気に入らなかったのか、再び 床寝そべり大絶叫 が発動。
すると先ほどの方がまた声をかけてくださり、娘の気をそらしながらお店を出ることができました。
その方も子育て中で、今の我が家のような状況が何度もあったそう。
お話している間に娘も落ち着き、無事に帰ることができました。
何度子育てを経験しても子どもによって性格は様々、過去の教訓も生かされず、どうにもできないことはあります。
たまたま居合わせた見ず知らずの方たちの優しさに触れて、ほっこり心が温かくなりました。
自分が同じような状況に出くわした時、何かしたら逆に迷惑じゃないかとか、あれこれ考えてしまうとなかなか声をかけられないものです。
この時助けてくださったお2人のことは、子育てが落ち着いてもきっと忘れることはないでしょう。
スタッフA・S