50の手習い
新しいことを始めたいと思っていたある日、新聞の広告を眺めていると、カルチャースクールの講座がずらりと並んでいました。着付け?ヨガ?陶芸?…その中で「パーソナルカラー診断」という文字が目に留まりました。え、私に似合う色??
洋服はほとんど娘のお下がりで済ませ(体型が似ているので、派手すぎない服なら結構着られるのです)、メイクも「シミさえ隠れればいい(笑)」と思う程度で、これまであまり興味を持っていなかった私ですが、全6回の講座ということもあり、50歳を過ぎた今こそ自分に似合う色を知りたいと思い、参加することにしました。
先生はとても気さくな方でどんな質問にも丁寧に答えてくださり、教室は和やかな雰囲気で、毎回あっという間に時間が過ぎてしまいます。
診断の結果、私のパーソナルカラーは「ブルベのサマー」でした。最近は顔がくすんできたので「派手な色でごまかそう!」と思っていたのですが、先生いわく「くすんだ色が似合いますよ」と。えっ、くすんでいる私にくすんだ色?と思いましたが、鏡を見ると確かにしっくり合ってる気がしました。
今ではスマホでも診断できるようですが、やはり専門の方に見てもらうと説得力が違います。もっと若い頃に診断を受けていたら、きっと素敵な着こなしができただろうと少し後悔もしました。
また、講座の中にはフルメイクをしてもらえる回もありました。これまで一度もメイクの仕方を教わったことがなかった私にとって、とても新鮮な体験でした。
先生から「今のメイクの色は昔と違うんですよ。今売っている色のアイシャドウを使った方が今風になります」と言われ、10年前に買ったアイシャドウを今も使っていた私は思わず恥ずかしくなりました。
講座が終わるとすぐに化粧品売り場へ向かい、講座で使った「最新の色」を購入して、今風のメイクに挑戦しています。
50歳を過ぎて、メイクや洋服に改めて関心を持ち、「年齢を重ねていく自分をできる限り美しく見せよう!」と前向きになれました。
娘のお下がりも悪くはないけれど、たまには自分の色を楽しむのもいいものです。これからも「何か楽しいこと」を探していきたいと思っています。
「50の手習い」は、まだまだ続きそうです。

スタッフ M.K



